2014年 10月 の投稿一覧

色を盗られた散り逝く季節,風に攫ってしまおうか.淡色の木立に佇む彼は,ただ碩学を望む.

個別指導塾の学習空間,八千代大和田・四街道東教室の小西です.

中間試験も終わり,もうすぐ期末試験という時期ですが,皆さんどうお過ごしでしょうか.
八千代大和田教室でも,中間試験が終わり,中学生は全員の点数が返ってきました.

入塾前の平均点は320点だったのに対し,今回は356点.1人あたり36点伸びている計算ですね.
素晴らしいです.皆さん頑張りました.

さて,昨日は神保町に行ってきました.神保町は駅の周りに沢山の古書店が軒を連ねる「本の街」です.本好きの小西としてはすごく好きな街です.その中でも理工系の専門書を中心に取り扱っている倫明館さんには良く足を運びます.小西は数学が人並みに好きなのですが,いかんせん大学を出て働き出してしまうとなかなか数学書を読む時間もないし,自分の数学力も衰えているので数学書は難しいのですね.ということで,一般書や科学哲学のコーナーに行くのですが,そこでカール・ポパーの『実在論と科学の目的』が上下巻セットで5000円ほどで売っているではありませんか.これは買いだと思い即購入.違う書店でウンベルト・エーコの『フーコーの振り子』のハードカバーも発見!エーコの小説といえばなんといっても『薔薇の名前』が有名で,ちょっと大きな本屋さんに行けば売ってるのですが,『フーコーの振り子』のハードカバーはもう絶版になっていたので手に入って嬉しいです.いつ読むんだよって話は置いておきましょう.あとは岩波文庫や講談社学術文庫から何冊か購入しました.

そのあとは上野へ行って大学時代の同期と食事会.皆一流企業に勤めている人ばかりなので刺激的なお話を沢山聞けました.あと,久しぶりに数学の話をガッツリ出来たので非常に楽しかったです.自分の好きなことを,好きなだけ話せる相手がいるというのはとても幸せなことですね.同期が大きい舞台で胸張って戦っているのを聞いて私も頑張らねばと気が引き締まりました.

さて,最近読んでいる本は以下の2冊です.

①『重力の虹』 – トマス・ピンチョン

ポストモダンの世界的大御所ピンチョンの一番有名な小説です.ピンチョンは『逆光』と『LAヴァイス』しか読んでません(本棚に『V.』が眠っていますがw)ので,新訳が発売したし買うか-という軽い気持ちで上下巻で9000円を超える漬物石を買ってしまいました.内容はこのブログに書ききれるものではないので書けません.興味がある人は読んでみてください.べらぼーに難しいです.しかし,どのページを見てもオシャレな文体とポップな文調とが相まって不思議とページが進むんですよね.長いので今年中に読めればいいかなぁ程度に考えています.

②『歴史が後ずさりするとき』 – ウンベルト・エーコ

碩学エーコの発言集です.1トピックが長くても20ページ程度にまとまっているので読みやすいです.内容もさほど難しい物がないので,時間が空いた時に1トピックずつ読んでいます.もうすぐ読み終わるかな?最近開いてませんがw

あとは手持ち無沙汰なときとかに『学問のすすめ』をパラパラ読んだりしている程度です.

ざっくりした近況報告でした.

成績UPに自信!個別指導の学習空間

心の行方

どうも~、学習空間習志野藤崎教室の高橋です。

またの名を語学大好きっ子の高橋です(最近は数学も好きです)!!

私が、高校時代に好きだった歌手にGarnet Crow というバンドがあるのですが。今日はそのバンドの中で、非常に印象に残っている歌詞の一節を紹介しようと思います。

感情ってね 
ちゃんと手入れしなくちゃ
動かなくなるのよ
カラダのエンジンだから…
(『幸せなペット』 作詞:Azuki 七)

女性言葉で書かれているのはもちろんこのバンドのボーカルが女性だからですので、あしからず。上の歌詞の内容をまとめると、

1 人間の体は感情によって動かされている
2 その感情は自動車を動かすエンジンのようなもので、定期的に手入れをする必要がある

つまり、人間は「体」も「心」もどちらも「機械的なもの」であるということです。

私は大学でドイツ文学という極めてマニアックな分野を専攻しましたが、19世紀以降ドイツやフランスなどのヨーロッパでは医学の発展により、さまざまな病気が治せるようになりました。その過程でもちろん人間の体のメカニズムも解明されていくのです。つまり、人間の体は機械のようなもので、病気を治すということは、故障した機械を修理することと同じだと考えられたのです。そんななかでも、唯一「機械」に置き換えられないもの、それが「心」だと考えられてきました。ところが、20世紀に入り二度の世界大戦があったり、そのたもろもろの人間の愚かしい行為が繰り返されるうちに、この「心」の絶対性が揺らいできました。つまり、「「心」も案外機械のようなもので、故障したりする存在なのかもしれない」と。
 こういう考え方が出てきた背景には、先にも述べたように、それまで「心」の絶対性というものが信じられてきたことがあります。では、現代はどうでしょうか。「心」に関係する病気が増え、しかも、それを治せる医療が生まれました。「心」を意識的にコントロールすることで、あたかも身体機能が上がったかのように、仕事や勉強をうまくこなせると広く考えられるようになりました。どうやら、今でも「心は機械である」と言えてしまいそうです。私の関心ごととしては、かつてのように「心」の絶対性がその地位を取り戻す日は来るのだろうか、ということです。

ではまた~

千葉・四街道・習志野・八千代の塾なら個別指導の学習空間

10月になりました

個別指導塾の学習空間、八千代台,八千代大和田教室の佐藤です!

肌寒くなってきました.みなさん体調など崩していませんか?

どうかお体ご自愛ください.

秋だからというわけではないのですが,

読書を習慣にしたいなと考えておりまして・・

明日さっそく図書館に行ってみようかと思っています.

生徒に負けずに自分も人生の勉強を頑張ります.

千葉・四街道の塾なら個別指導の学習空間

鳴る神の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ

個別指導塾の学習空間,八千代大和田・四街道東教室の小西です.

先日,TSUTAYAでDVDを借りてきました.新海誠監督の『言の葉の庭』という短編アニメーション映画です.新海誠の作品は「星の声」,「雲のむこう、約束の場所」,「秒速5センチメートル」の3作は観たことが有ります.彼の作品の特徴を超ざっくりまとめると,「ピュアな恋愛と映像美」という感じでしょうか.本作は放映当初は「映像文学」という宣伝文句でした.その文句に恥じないほどの映像の美麗さで....見てるとため息が出ます.写実的というか,スーパーリアリズムというか,現実を超えた現実性,我々が目で観た現実世界を心の中で昇華させて理想化した超現実性みたいなものが,描かれる雨の一滴一滴から感じ取れました.

物語の主な舞台となるのは新宿御苑.でっかい公園があるところです.雨の日の午前中は学校をサボり,公園で時間を潰していた高校1年生の秋月は,自分より一回り年上の女性,雪野と出会う.始めは何気ない会話をして時間を潰していた二人だが,次第に惹かれていき...
という話です.詳しいことは書きませんので観てくださいw

さて,作品の中で雪野が秋月に初めて会ったときに次の短歌を詠みます.

鳴神の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ

意味は,「雷が少し轟き,曇ってきて,雨でも降らないかしら.あなたを引きとめられるのに」となります.これに対して,後日秋月が雪野にこの返歌を詠みます.

鳴神の 少し響みて 降らずとも 吾は留まらん 妹し留めば

これは「雨なんか降らなくても,留まっていますよ.君が望むならね」という意味.

ロマンティックですね~.この句だけではなく昔の短歌には恋の歌が凄く多いです.古代の人々も,案外考えてることは同じなのですね.

成績UPに自信!個別指導の学習空間