読書

ふらっと休みに塾に来ました。

どうも、学習空間八千代台教室・習志野教室の高橋です。

本日はタイトルの通りふらっと塾に来てます。正確には今日は日曜日なので、塾でも教室でもなくいつもの空間にいると言ったほうがいいかもですねw
最近よく思うのが、

週に一度の休みをいかに活用するか

ということです。休みなんでしょ、休めばいいじゃんといわれそうですが、その休み方にもいろいろありますから、どうやって休むのがいいかなと。
家で遅くまで寝ててもよし、近所のバーに顔だすもよし、消費意欲に身を任せショッピングに繰り出すもよし

そこで、休みの日は塾で勉強する時間にするのが一番いいんじゃないかと思い始めました。塾講師ですから学術的なことは嫌いではありませんし。
(もちろん、そこまで学術的な人間かと言われれば決してそんなことはないですが。。。)
今は世界史にはまってるので、世界史の資料集(一万四千円もした!!その分図版も写真も文章も充実しててスゴイいいんですけどネ)を一冊読んでみようと思ってます。
あとは最近ずっとご無沙汰だったドイツ語のメンテナンスも始めなきゃ!

ということで、たまに日曜日塾にいることがあります。もし家で勉強に集中できなかったら、図書館代わりに使ってくださっても結構ですよ。
基本的には15時くらいからいることが多いかも?!何時までいるかはその日の私の気分で決めますが_(._.)_

まぁ、教室にいるかどうかは電話かければわかりますので気軽にどうぞ!
ではまた~

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読書の秋というわけではないですが

個別指導の学習空間,八千代大和田・佐倉臼井教室の小西です.

 僕は吉本隆明という思想家が好きで,全集も集めています.ですが大変むずかしいものでして,実際最後までちゃんと読み通した著作は実は数えるほどしかありません.先日,Twitterの方で哲学者の芦田宏直先生から「今から読み始めるなら『マチウ書試論』と『転向論』あたりからがいいですよ』とアドバイスを頂いたこともあり,久しぶりにやる気になって取り敢えず『マチウ書試論』を読み出しました.僕が吉本隆明を知ったのは芦田先生の著作『努力する人間になってはいけない』からでしたので,ご本人から返信いただけたとあっては読むしか無いでしょうというテンションです.『転向論』は1回だけ読み通したことがあったので.(ちなみに芦田先生は12月発売の吉本隆明全集第3巻の月報を書かれるそうです.今から楽しみです)
 でもこれ最初は全然分からないんですね.もう本当に分からない.『マチウ書試論』といえば「関係の絶対性」という文言が有名ですが,まだそこまでたどり着いておりません...じゃあブログなんか書くなよって話ですよね.(ネタがなかったんです(泣))
 何も知らない人が初見でこの本を読むと最初の5行くらいで意味不明になります.まず「マチウ書」ってのが何なのか分からない.「ジェジュ」も誰なのか分からないし,「予約」という言葉の意味も全然分からない.とにかく何もわからない中でページを捲らないといけない.しかし読んでいるうちに,「マチウ書」は「マタイ伝」のことであって,「ジェジュ」は「イエス」のことだとわかります.でも「予約」っていうのが何のことなのかやっぱりまだ分からない.そして,『マチウ書試論』はいわゆる知識人論なんですが,なんでマタイ伝なんかを取り上げて壮大な論を展開しないといけないのか...読みにくい...こんなんを当時の大学生たちは必死になって読んでいたのか...(けなしているわけではないです)

 ということで先週末は四苦八苦していました.マタイ伝もそういえば読んだこと無いので無料のpdfで全部印刷して,横に置いてちょくちょく参照しながら並行して読んでいるのですが,読み通しても何回か繰り返さないと理解はできなさそうです.また何か書けそうなら書いてみたいと思います.最近は頭をつかう読書というものを全くしていなかったので(不勉強ですみません),久しぶりに楽しみが増えました.

 さて,佐倉臼井教室の方では中間試験の結果がだいたい出揃いました.塾生の入塾前の平均点244.1点,今回の中間の塾生平均が300点程度(まだ数名結果が不明な生徒がいるので正確な数字は出せません)でしたので,塾生平均として入塾前より55点程度伸びている事になります.「やるじゃん!頑張ったじゃん!」という感じです.特に今まで点数が取れていなかった生徒にはとにかく勉強すればそれなりの点数が取れるようになるということが分かっていただけたと思います.次回以降もやるべきことをやっていきましょう.「やる気」ではなく,「やるべきこと」を淡々とやることです.

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夏の目標

どうも、個別指導学習空間、八千代台・習志野藤崎教室の高橋です。

最近ますます暑くなってきてますね。
うーむ、私は暑いのが苦手です。エアコンがないと生きていけません。。。
皆さんはこの夏の目標はもう決めましたか。

私の目標は三つあります。

1.オランダ語を習得する!!
2.習得したオランダ語とドイツ語の知識を使って、古英語を勉強する!!
3.古英語の知識をつかって現代英語の謎に挑む!!

とまぁ勢いで書いてみましたが、たぶん1.だけで終わりそうです・・・・

現代英語、つまり、皆さんが今勉強している英語ってやっぱり謎が多いですよね。例えば、

be動詞ってなんでam is areの三つの形があるの?とか、
「私もそう思うます」っていうときの”So do I.”ってなんでこんな変な語順してるの?とか
高校で習う仮定法で、どうしてIf I were a bird,…ってbe動詞の過去形でしかもwere使うの?とか

他にもいろいろ謎は絶えませんが、現代の言語現象をひも解く一般的なアプローチとして、「その言語の歴史を勉強する」という方法があります。
つまり、いまから1000年くらい前の英語の文法を見てみると、上にあげたような疑問の答えが見つかる可能性があるのです。
そして、その際に非常に強力な武器になるのが、私の場合、「ドイツ語とオランダ語」です。なぜなら、ドイツ語とオランダ語と英語は、もともと同じ言語だったから。もともと方言のような関係にあったこの三つの言語の中で、英語の文法が急速に簡略化していったのに対し、ドイツ語やオランダ語は比較的昔の文法を維持しています。実際に、上の疑問の二番目についてですが、So do I. のような語順は、現代ドイツ語、現代オランダ語においては特別でもなんでもない語順です。「動詞を二番目においてくださいね、あとの単語は基本的には好きな場所におけますよ」というのがドイツ語とオランダ語です(これをVerbⅡ現象といいます)。このような語順は古英語の時代にはいたって普通のものだったが、文法が簡略化されていく中で、特別な場合にのみ使われる形になったということです。

上にあげた例はあくまで「私の場合」です。他にも、例えばフランス語やデンマーク語も役に立ちます。英語は発音とつづりが一致しないと言いますが、もともとあった英語の発音に加え、フランス語系の発音が入ってきたため、複雑に見えるだけです(イギリス史の中で一時期イギリスの国語がフランス語になりかけた時期があったから)。また、代名詞のtheyはもともとデンマーク語です。

さてとても堅い話になりましたが、皆さんが日ごろ頭を悩ませている英語の疑問は、現代英語以外の知識を応用して解決できるものが多いということです。ですから、例えば大学に入って英語以外の外国語を勉強するときには、「就職」や「使える国、地域の広さ」だけでなく、そのような観点で選んでみてはいかがでしょうか。

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本読んでないなぁ....

個別指導の学習空間,八千代大和田教室・佐倉臼井教室の小西です.

 先日,千葉エリアに佐倉臼井教室がオープンしました.新規生徒の申し込みも大変ご好評いただいております.さて,何事も始めるときはてんやわんやとするもので,最近は読書もする時間がほとんどなくて,文化的要素が皆無な生活を送っております.これはいけませんwなんと3月に入ってから読んだ本が漫画以外だと1冊しかないではありませんか.漫画は10冊以上読んでいるんですが....一月に本を1冊しか読まないなんてここ数年では初めてのことです.
 高校生や中学生に指導する上ではどうしても指導者は本を読んでいなければなりません.理由は簡単です.1つは天才でもない限り自分一人の脳みそなんて大したことないからです.人の考えを本を通して知る必要があります.もちろんこれは教師に限りませんね.もう1つは,生徒を指導する人間の価値の一部に「生徒が読みそうもない本を読み,その内容を還元する」ということがあります.高校生でも受験生は忙しいので,まともに本を読む時間はあまり取れません.なので,僕らはなるべく本を沢山読んで,そこで得た知識を生徒に還元していく義務があると思います.って偉そうな事が言えるほど本を読んでもいないのですが.....

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2015年まとめ

個別指導の学習空間,八千代大和田・四街道東教室の小西です.

2015年も残りあと僅かです.年の瀬に何かしら総括したいなと思って毎年何かしらのトップ10をまとめていまして,昔は音楽好き(年間にアルバムを300枚ほど聴いていました)でしたので今年のアルバムトップ10みたいなのを書いてました.ここ最近は本が好きなので,去年に引き続いて今年も本についてですね.今年読んだ本の中でトップ10を紹介します.ただ,今年「読んだ」ものであって今年発売した本とは限りません.また,数字は順位ではありません.あくまで良かった本10作品です.あと,面白いけど途中までしか読んでいないものは除外しています.

 ①『21世紀の資本』 – トマ・ピケティ (みすず書房)
②『新・数学の学び方』 – 小平邦彦ほか (岩波書店)
③『吉本隆明全集<8>』 – 吉本隆明 (晶文社)
④『暴力の人類史 上・下』 – スティーブン・ピンカー (青土社)
⑤『春宵十話』 – 岡潔 (角川学芸出版)
⑥『教育という病』 – 内田良 (光文社)
⑦『現代文標準問題精講』 – 神田邦彦 (旺文社)
⑧『GS美神 極楽大作戦!!』 – 椎名高志 (小学館)
⑨『完全独学!無敵の英語勉強法』 – 横山雅彦 (筑摩書房)
⑩『文明論之概略』 – 福沢諭吉 (慶應義塾大学出版会)

感想や紹介などは書かないので書店に足を運んだ際に目に止まったら見てみて下さい.

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『暴力の人類史』 スティーブン・ピンカー

個別指導の学習空間.八千代大和田教室・四街道東教室の小西です.

しばらく塾はお休みでしたが,皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか?
僕は実家がある和歌山に帰っていました.関西で塾講師をされている,『直感で解く受験数学』の著者の三上先生とお会いしたりもして充実した休みだったと思います.他の塾の人とお会いするのは刺激になって良いですね.詳細は秘密ですが,来週も首都圏の予備校・塾講師の方が集まるオフ会に出席する予定です.

あとはずっと実家で読書.本当に家にいる間はずっと本読んでました.生徒も勉強しているわけですし,負けてられないわけですねwちょっとこの休みで読み終わった本の紹介をしておきます.

「全世界のすべての暴力は規模においても頻度においても減少傾向にある」

 こんな主張をされたら普通の人なら「そんなわけないじゃん」と思うでしょう.僕もそうでした.そんな印象を膨大な資料と統計で覆すのがスティーブン・ピンカーの大著,『暴力の人類史 上・下』です.一応通読したので上巻と下巻の内容をここで振り返っておきましょう.

[上巻]
 まず本書の概要や執筆のきっかけが綴られる「はじめに」. そして本格的な論考に入る前に,「過去はこんなに危なかったんだぞ」というのを読者に知ってもらうための第1章.第2章からいよいよ「暴力は減っている」ことを示していく段階に移ります.第2章から第6章までをかけて,ピンカーは地球上のあらゆる暴力は減少傾向にあるという歴史を示していきます.戦争,死刑,ジェノサイド,喧嘩,殺人,イデオロギーによる殺戮,拷問,奴隷制,などなどありとあらゆる暴力は世界中のどこを見ても,どのような規模や頻度でみても減少傾向にあることを見ていきます.これだけで正直お腹いっぱいって感じです.

[下巻]
 下巻は第7章「権利革命」から始まります.ここは第2章〜第6章の続きで,女性や子供に対する暴力や動物に対する虐待などを見ていきます.昔は女の子が生まれてきたらその場で殺すという習慣がありましたし,8歳児に強制的な労働を課したり,言うことを聞かなければ鞭を打ち,時には殺してしまうことも多々ありました.数十年前まではアニメの一場面としてもよく登場した子供の尻叩きも暴力であることに変わりありません.レイプが犯罪だとみなされていない時代も長くありましたし,女性は旦那に奴隷のように扱われてもすべて合法な時代もありました.第7章ではこういった女性や子供に対する暴力すらも極端に減少していることを指摘します.尚且つ,暴力に対する人々の倫理観も変わってきているとピンカーは言います.例えば子供の尻叩きを道徳的にダメとする人が以前よりも確実に増えてきているのです.ピンカーはこの一連の女性や子供の権利の回復を「権利革命」と呼んでいます.
 動物への暴力も同様です.鶏同士を戦わせたり熊と犬を戦わせてそれを鑑賞したりする娯楽が隆盛を極めた時代がありました.日本でも闘犬などのブラッド・スポーツが親しまれていた時代があります.戦わせはしないけれども,大学の実験室でのラットの扱いなどは一昔前までは酷く非人道的なものだったと聞きます.こういった動物への暴力も年月を経るごとに確実に減少しています.今の時代,闘犬なんて絶対に出来ませんし,実験で使う動物もそれが多くのメリットを生み出すという証明ができない限りは認可が降りないそうです.ピンカーはこの動物に対する権利革命を「究極の権利革命」だと言います.なぜなら女性や子供と違って,動物の場合は動物本人の意志は不明だからです.女性・子供の場合は当人たちから声も上がったでしょうし,人間同士ですから彼らに対する仕打ちがどれだけの苦痛を生じさせるかをある程度推測することが出来ます.しかし動物の場合は,動物は(ましてや魚介類などなら)自分から「痛い」と言いませんし,自分たちの権利を主張することもありません.つまり動物の権利革命は完全に人間の道徳心だけに依存してなされた革命であり,それは権利革命の究極の形であるということになります.

 第2章〜第7章を通してありとあらゆる暴力が減少傾向にあるという歴史的事実を概観してきました.これだけでも大著の名にふさわしいのですが,本書はこんなものでは終わりません.人間には暴力を誘発する5つの内生的要因と,それを抑止する4つの機能があります.第8章「内なる悪魔」では暴力を誘発する要因であるプレデーション(捕食)・ドミナンス(支配,優位性)・リベンジ(報復,復讐)・サディズム・イデオロギーの5つに焦点を当てます.ここから内容は一気に心理学的になります.第9章「善なる天使」では暴力を抑止する要因である共感・セルフコントロール・道徳とタブー・理性の4つに焦点を当てていきます.そして第2章〜第7章で見た暴力の減少は,この「内なる悪魔」に「善なる天使」が打ち勝ってきた歴史なのだというわけです.

 上下巻合わせて約1300ページという大著ですし,上下揃えると9000円を超えるので購入には勇気が必要でしたが,見返りはそれ以上のものでした.個人的にはここ2年くらいで読んだ本の中で「読んで良かった本」ランキング1位です.そんなにたくさん読んでるわけではないのですがねw

 こういう類の本にしては非常に分かりやすく書かれていると思います.大学1・2年生くらいならスラスラ読めるはずです.もうすぐ夏休みですし,学生の方は夏の思い出づくりに,社会人の方もお盆休みなどに一気に読んでみてはどうでしょう?高校3年生も受験が終わってから大学に入るまでにじっくり読んでみても良いかもしれません.ページをめくるたびに脳がアップデートされていくような感覚に陥り,読後は「少し成長した」と実感できる本です.

個別指導の学習空間

読書日和

個別指導塾・学習空間,八千代大和田教室・四街道東教室の小西です.

カントが一段落したので,今はこれ読んでます.

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そういえば吉本隆明の本を載せるのは初めて?な気もします.吉本は今僕も勉強中で語れるほどの言葉を持ち合わせていないので,紹介などはしません.この全集の8巻はマグナム・オーパスの1つ『言語にとって美とはなにか』が収められています.言語学も興味はあるけど全然知らない分野なので,読むのも四苦八苦してますが,これはしっかり読み通そうと思います.

いい筆者の文章というのは,内容はもちろんですが,文体というか文調が心に染み入る気がします.ロジカルリーディングで有名な英語講師の横山雅彦先生とメールでお話したときに,「声帯こすりながら,手を使って原稿用紙のマス目を埋めた文章は書き写して声に出してみると違いが分かる。丸山真男とか大塚久雄とか、凄く肉感的です」というふうなことを仰っていました.僕が吉本隆明もそんな感じがします,と言うと「そう!ほんとにそう!」と同意していただけました.

読書って単に儀礼的に知識を入れるためとかにするんじゃないんですよねホントは.知りたくて知りたくてたまらないから,あるいは「この人の本を読まずに死ねない」と思えるから読むのであって.僕はそういう著者が3人います.生徒の皆さんもそういう著者に出会えるよう,日々本を読んで下さいね.

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真か偽か?

個別指導塾・学習空間,八千代大和田教室・四街道東教室の小西です.

次の不等式,正しいでしょうか?
\[3\geqq 3\]
記号「$\geqq$」の意味は「$>$または$=$」です.つまりこの場合,$3=3$ですので上の不等式は正しいです.

ではこれは?
\[-2\leqq \cos \theta +\sin \theta \leqq 2\]
任意の実数$\theta$に対してこれは正しい不等式です.ただし等号が成り立つような$\theta$は存在しませんが.しかし,すべての実数$\theta$に対して$\cos \theta +\sin \theta$の取り得る値の範囲は?と聞かれたら,上の不等式では間違いで,正しくは
\[-\sqrt{2}\leqq \cos \theta +\sin \theta \leqq \sqrt{2}\]
が値域となります.ちょっと何言ってるか分からない人は僕の教室に来てください(笑)

じゃあ最後に,関数$y=x^2 +1(x\geqq 0)$ の最小値を知りたいとします.相加相乗平均の関係式から,
\[y=x^2+1\geqq 2\sqrt{x^2\cdot 1}=2x(\because x\geqq 0)\]
であり,この等号成立は
\[x^2=1 \iff x=1(\because x\geqq 0)\]
のとき.・・・(★)
よって$y$の最小値は$x=1$のときに,$1^2+1=2$である.?

明らかに間違いですね.最小値は$x=0$のときの1です.上の文章は何が間違っているのでしょうか?実は(★)までに書いてあることはすべて正しいです.やっぱりブログで説明するのは面倒なので知りたい生徒の方は教室に来てくださいw

もうすぐ新年度です.今期の入試は中学生は全員前期入試で合格を果たしてくれました.高3生も全員望む大学に合格しました.皆本当によく頑張ったと思います.
あまり感動的な言葉とかは苦手ですし,僕が言うべきでもないと思っているので,卒業される生徒さんは僕と最後に会った時は拍子抜けしたかもしれません.

また来年度です.頑張ります.

成績,伸び悩んでいませんか?



楽器と脳

個別指導塾 学習空間 八千代台,習志野教室の高橋です.

最近も相変わらず寒い日が続いてますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。こちらは、三年生の受験がやっとひと段落、久しぶりに休みを満喫しておりました。
さて、私の趣味はチェロを弾くことですが、かれこれ半年ぐらいずーっと忙しくてなかなか引く時間がありませんでした。
楽器(特に木でできている楽器)というものは弾かない時間が長くなれば長くなるほど、音の鳴りが悪くなっていくものです。というのも、木製の楽器は毎日引くことによって、音の振動で木材内部が柔らかくなり、この柔らかさが豊かな響きを生むからです。案の定、かつて弾いていた時のチェロの音色を取り戻すために、数日間ずっと楽器のリハビリをしていました(なので、演奏を楽しむどころではありません)。

さて、このような現象は人間の脳みそも同じようにおこると思っています。毎日使わないと「頭がかたくなる」と言われるのは、まさにこのことだといえるでしょう。やわらかく、柔軟さに富む脳を維持するためにも、みなさんも我々講師も毎日頭を使い続けたらと思います。ただし、脳みそは楽器と異なり、一度硬くなったらそう簡単に元には戻らないそうです(これを専門用語で「化石化」といいます)。また、そのリハビリにかける十分な時間があるかといえば、それもなかなか難しいです(特に学生時代が終わってしまい、社会人になると本当に時間がありません)勉強といわれるものは、要は頭の体操のことです。脳がかたくなって化石にならないように、つねに「勉強」でマッサージしておきましょう。

ではまた~

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「ラクな発音」を求めて

学習空間習志野藤崎・八千代台教室の高橋です。

またの名を語学大好きっ子の高橋です(最近は数学も好きです)!!
ものすごく久しぶりのブログなので書くことが思い浮かばない!!
なので、私の独断と偏見でちょっと語学的な話をしちゃいます。
何語の話しかって、第一回目は、とりあえず日本語の話です(笑)。

さて、みなさんはなぜ、「日本語のハ行」には「パ」のように「マル」があるかご存知でしょうか。それ以外の行は「バ」のように「テンテン」だけですよね。この謎を解くカギとして江戸時代にこんななぞなぞがありました。

Q.はは には二回あうけど、ちち には一度もあわない。それは何だ?









答えは「唇(くちびる)」です。

なぜか??実は、江戸時代に「は」という文字 [ha] ではなく [pa] と発音されていました(ちなみに「ば」は今と同じで「ba」と発音されていました)。「ぱ」と発音してみると分かりますが、確かに発音する際に唇がくっついていますね。一方「ち」はどう頑張っても唇が合う事はありません。そして、意外なことにこの時点では現在の「は」の音、つまり [ha] という発音はまだ日本語にはありませんでした。

ところで、人間はストレスが多いのと少ないのなら、少ない方が好きですよね。言葉の発音の変化も似ていて、ストレスがより少ない発音方法へと変わっていく傾向があります。いちいち口を閉じて、息をため込んで一気に吐き出す [pa] よりも、最初から口をあけて、息を出す [ha] の方が楽だと言う事になって、現在の「は」の発音へ変わって行きました。そこで、じゃあもともとあった [pa] の発音を表すにはどうするかという事になって「マル」を付けることにしたのです。このような経緯で改めて「は」は[ ha]、「ぱ」は [pa] と発音するようになったのです。「ハ行」と「パ行」の知られざる歴史といったところですか。

ちなみに、更に面白いのが、「pa」から「ha」へと発音が変わっていく中で、通過点として「fa」という発音がありました。実際に発音してください。「ふぁ」。唇は完全に閉じているわけでもないし、だからと言って開き切っているわけでもないのが分かります。この「pa」から「fa」への変化を見ると、ヨーロッパの言語の歴史が分かります。ヨーロッパの言葉の多くはもともとラテン語だった単語をたくさん含んでいますが、その中に、pater(神父) という単語があります。[pa]は[fa]だから、置き換えると…fater。英語の ”father” という単語はここから来ています。その他にもラテン語の”pisces (魚)” から英語の”fish”などがあります。

やっぱり楽な発音に変えたいと言う人間の怠け癖は、世界共通のものなんでしょうね。では、今日はこの辺で、また機会があれば、語学トークをしたいと思います。ではまた~。

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