自宅で勉強するのは良いことなのか

個別指導の学習空間,八千代大和田・佐倉臼井教室の小西です.

自宅で勉強する、という行為はもっぱら「素晴らしいこと」として教育業界、特に塾業界からは賞賛されているように思います。ただし、ここには様々な障害があります。まず自宅で勉強をするためには椅子に座らなければなりません。もちろん立ったり寝転がったりしても勉強はできますが、本当に集中しようと思えばやはり椅子に座らなければならないでしょう。自宅で、勉強をするために椅子に座るという行為はまず中学生にはとてつもないハードルです。そして次に、何を勉強するかを決めなければなりません。指導者がいないなかで、「何を勉強するか」を決めることは至難の業。やらなければならないことが多ければ多いほど、まず何をすればいいのかを決めることができず、机の前で呆然とするのみです。さらに分からない箇所が出てきたときにどのように対応するか。成績が良い生徒であれば、何かを調べたり、一度数分中断して考え直す、いったんその問題は飛ばす、などの対応が取れるでしょうが、成績下位の生徒の場合、分からない箇所が出てきたときにフリーズしてしまう傾向があります。その結果、4時間勉強したけど3時間椅子に座っていただけ、という事態が生じます。

私も休日に自宅で勉強ができるか、仕事ができるかと言われればなかなか難しいです。少なくとも図書館や教室でやるときに比べて集中力は半減します(このブログは自宅で書いていますが)。スタバなどでノートPCを使って仕事をしているフリーランスの方なんかもよく見かけますよね。ああいう人達でも自宅以外で場所を選んで仕事や勉強をしているのですから、ましてや中高生が自宅で勉強をするというのは本当に無謀なことだと考えられます。

最近私は、勉強がある程度できるようになったら自宅でも勉強ができるようになる、と思っています。まず出来るようにする、それが大事なのだと。

そこで塾の方でも最近は「家で勉強することは禁止にしたい」と話しています。すべての勉強を塾で行う方がよほど効率がいい。はじめに述べた①椅子に座る、②何を勉強するか決める、③分からない箇所の対応、といったハードルが、塾に来るというだけですべて瞬時に解決するのですから。

とにかく生徒任せにせずに、成績を上げる。そんなことを思う休日の午後でした。

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