英語教科書改訂についての雑感まとめ~教科書は難しくなった?~

個別指導の学習空間、柏大津ヶ丘教室長の桑原です。
前回のブログからだいぶ月日が開いてしまいました。。。
今年度から中学校の英語教科書改訂がありまして、全般的にどの教科書も質的な変化がありました。

①単語数が増加
②圧倒的文量の増加
③文法事項の増加
④評価項目の質的な変化

 

大きくこの4つが要因として、今回の改訂によって英語は難化したと感じています。
中学校の定期テストでも質的な変化が起こり始めたような印象を受けています。
今回はこれについて考察していこうと思います。

 


①圧倒的な単語量の増加

小5・小6内容の英語で学んでいることが前提となっているのか、これまで以上に教科書内での単語を覚えるペースが速くなりました。数でいうと1200語から1600~1800語に増加しました。
とりわけ、中学1年教科書の単語数がかなり増えたような印象があります。
これに合わせて、文法の進みもやや早くなってきています。

コロナの影響もあり、いままではひとつひとつの文法に時間をかけたうえで、教科書内容を訳して、みんなでスピーキングをするということが基本となっていた学校の授業も変化を見せてきていています。


②文量の増加

単語数の増加に合わせて、読解する文量も増えてきました。1lessonあたりに使われる文法の量も増えて、今まで以上にスピーディな学習が求められるようになってきました。
既習単元の文法をバンバン使って、より自然な会話内容になるように工夫が施されています。なので1lessonあたりの文量も増えてきています。
文法を学び、並び替えや英作文をしっかりできるようにするというよりは、喋れるようにすることを意識としている印象です。
言い換えれば会話から文法事項を学んでいくというか、文法を使うタイミングを学んでいく印象です。

 


③文法事項の増加

高校内容から降りてきた文法でいうと、①原型不定詞 ②現在完了進行形 ③仮定法の3つ。中3教科書内容に降りてきているというところです。過去形の暗記は中1に、過去分詞の暗記は中2に、小5・6年には中1内容が下りてきているのを見ると全体的に1学年下に内容が下りてきている印象です。

 

④評価項目の質的な変化

評価項目として、「主体的な学習に取り組む態度」というのが重視されている印象です。
具体的には「授業中の様子」「英作文への取り組み」などといったところが評価として重視されています。定期テストでは英作文への取り組み、「〇〇というようなときにはどのように表現するか」「次の日本語を英語に直す」といった英語表現の分野が重視されてきていて、とりわけ、英作文内容は定期テストの中で問題数が増えてきている印象です。

 


確かに難しくはなったけれども・・・・

教科書内容の変更によって「難しくなった」「ついていけない子が増えていくじゃないか」といった懸念が散見されていますが、私は「あるべき姿に整ってきている」と感じています。

いままでは定期テストは教科書内容丸暗記、文法表現をしっかり使いこなせるように、というのが定期テスト対策の柱でした。
教科書内容の表現を覚え、熟語を覚え、単語を覚えればそれが丸ごとそっくり定期テストに出される、というところだったので、教科書の対策がほとんどでした。
ハッキリ言って今までの教科書内容は覚えやすく、和訳しやすい≒イメージしやすい内容がほとんどで、長文内容の単元は基本的に学校授業では飛ばされる、というので対策は容易でした。

今では英作文や表現といった部分を重視して指導するようになりましたが、教科書自体のハードルが上がっていくことで、読みこむことで英語の力がつく内容になっていると感じています。
つまづくとどんどん難しくなってしまうというのも事実なので、つまづいているところからひとつひとつ丁寧にやりこなしていくことが学習空間の役割だと感じています。
では今回はこの辺で。
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