個別指導塾の学習空間,八千代大和田・四街道東教室の小西です.
中間試験も終わり,もうすぐ期末試験という時期ですが,皆さんどうお過ごしでしょうか.
八千代大和田教室でも,中間試験が終わり,中学生は全員の点数が返ってきました.
入塾前の平均点は320点だったのに対し,今回は356点.1人あたり36点伸びている計算ですね.
素晴らしいです.皆さん頑張りました.
さて,昨日は神保町に行ってきました.神保町は駅の周りに沢山の古書店が軒を連ねる「本の街」です.本好きの小西としてはすごく好きな街です.その中でも理工系の専門書を中心に取り扱っている倫明館さんには良く足を運びます.小西は数学が人並みに好きなのですが,いかんせん大学を出て働き出してしまうとなかなか数学書を読む時間もないし,自分の数学力も衰えているので数学書は難しいのですね.ということで,一般書や科学哲学のコーナーに行くのですが,そこでカール・ポパーの『実在論と科学の目的』が上下巻セットで5000円ほどで売っているではありませんか.これは買いだと思い即購入.違う書店でウンベルト・エーコの『フーコーの振り子』のハードカバーも発見!エーコの小説といえばなんといっても『薔薇の名前』が有名で,ちょっと大きな本屋さんに行けば売ってるのですが,『フーコーの振り子』のハードカバーはもう絶版になっていたので手に入って嬉しいです.いつ読むんだよって話は置いておきましょう.あとは岩波文庫や講談社学術文庫から何冊か購入しました.
そのあとは上野へ行って大学時代の同期と食事会.皆一流企業に勤めている人ばかりなので刺激的なお話を沢山聞けました.あと,久しぶりに数学の話をガッツリ出来たので非常に楽しかったです.自分の好きなことを,好きなだけ話せる相手がいるというのはとても幸せなことですね.同期が大きい舞台で胸張って戦っているのを聞いて私も頑張らねばと気が引き締まりました.
さて,最近読んでいる本は以下の2冊です.
①『重力の虹』 – トマス・ピンチョン
ポストモダンの世界的大御所ピンチョンの一番有名な小説です.ピンチョンは『逆光』と『LAヴァイス』しか読んでません(本棚に『V.』が眠っていますがw)ので,新訳が発売したし買うか-という軽い気持ちで上下巻で9000円を超える漬物石を買ってしまいました.内容はこのブログに書ききれるものではないので書けません.興味がある人は読んでみてください.べらぼーに難しいです.しかし,どのページを見てもオシャレな文体とポップな文調とが相まって不思議とページが進むんですよね.長いので今年中に読めればいいかなぁ程度に考えています.
②『歴史が後ずさりするとき』 – ウンベルト・エーコ
碩学エーコの発言集です.1トピックが長くても20ページ程度にまとまっているので読みやすいです.内容もさほど難しい物がないので,時間が空いた時に1トピックずつ読んでいます.もうすぐ読み終わるかな?最近開いてませんがw
あとは手持ち無沙汰なときとかに『学問のすすめ』をパラパラ読んだりしている程度です.
ざっくりした近況報告でした.
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