推理小説

心の行方

どうも~、学習空間習志野藤崎教室の高橋です。

またの名を語学大好きっ子の高橋です(最近は数学も好きです)!!

私が、高校時代に好きだった歌手にGarnet Crow というバンドがあるのですが。今日はそのバンドの中で、非常に印象に残っている歌詞の一節を紹介しようと思います。

感情ってね 
ちゃんと手入れしなくちゃ
動かなくなるのよ
カラダのエンジンだから…
(『幸せなペット』 作詞:Azuki 七)

女性言葉で書かれているのはもちろんこのバンドのボーカルが女性だからですので、あしからず。上の歌詞の内容をまとめると、

1 人間の体は感情によって動かされている
2 その感情は自動車を動かすエンジンのようなもので、定期的に手入れをする必要がある

つまり、人間は「体」も「心」もどちらも「機械的なもの」であるということです。

私は大学でドイツ文学という極めてマニアックな分野を専攻しましたが、19世紀以降ドイツやフランスなどのヨーロッパでは医学の発展により、さまざまな病気が治せるようになりました。その過程でもちろん人間の体のメカニズムも解明されていくのです。つまり、人間の体は機械のようなもので、病気を治すということは、故障した機械を修理することと同じだと考えられたのです。そんななかでも、唯一「機械」に置き換えられないもの、それが「心」だと考えられてきました。ところが、20世紀に入り二度の世界大戦があったり、そのたもろもろの人間の愚かしい行為が繰り返されるうちに、この「心」の絶対性が揺らいできました。つまり、「「心」も案外機械のようなもので、故障したりする存在なのかもしれない」と。
 こういう考え方が出てきた背景には、先にも述べたように、それまで「心」の絶対性というものが信じられてきたことがあります。では、現代はどうでしょうか。「心」に関係する病気が増え、しかも、それを治せる医療が生まれました。「心」を意識的にコントロールすることで、あたかも身体機能が上がったかのように、仕事や勉強をうまくこなせると広く考えられるようになりました。どうやら、今でも「心は機械である」と言えてしまいそうです。私の関心ごととしては、かつてのように「心」の絶対性がその地位を取り戻す日は来るのだろうか、ということです。

ではまた~

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最近、かわったこと

う~ん… ない!!!

はい、みなさんこんにちは。学習空間八千代台教室の高橋です!!

変わったこととか、楽しかったこととかって、いきなり聞かれても、ぱっと思い浮かびませんよね。
これってちょうど、先生に「このお題で作文書いてみて」って言われてもなかなか原稿用紙が埋まらないのと似てませんか。
そういうとき、私が生徒だったら

「え~い、メンドクサイ!!とりあえず嘘でも何でもいいから、それっぽいこと書いて作文終わらせよう」

と考えます(きゃー、悪い先生でごめんなさい。以下、これを「それっぽく作文トレーニング」と名付けます。)

というのも作文というのは、実は「自分が思っていることを言葉に変換して紙に書く」という自己主張的な作業だけではないと思うからです。
この作業はもともとは、

1 限られた時間内で文章を作り上げ、
2 それらを様々な技を駆使しながら、
3 相手に伝えやすく表現する

ためのトレーニングだと私は思います。
つまり、言葉という伝達道具のトレーニングです。(「それはちがうぞ高橋!!」という方、スミマセン。。。)。

とはいえ、そもそもなんでそんなトレーニングをするのかと言えば… ここからが大切

われわれ人間は言葉を使って考え、それによって自分自身を省みたり、表現したりすることが可能になります。
先ほどの「それっぽく作文トレーニング」は、このときに自分の頭の中で使う「言葉」のトレーニングでもあるわけです。
(ちょっと難しいですが、この自分が頭の中で考えるのに使う言葉を「内言」といい、人に話すときに使う言葉「外言」といって区別します)
なので、作文が苦手な人は、まずは自分の考えとは無関係に「それっぽく作文トレーニング」をしてみてください。
そうすれば、そのうち本当に自分の表現したいことも文章にできるようになりますよ。

ではでは~
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5月,休みボケ,集中,趣味,読書,筆が向くままに.

個別指導塾の学習空間,八千代台・四街道東教室の小西です.

 何気に初めてブログ投稿します(笑)これからちょくちょく,徒然と書いて行きますのでよろしくお願いします.

[初めに]
 ゴールデンウィークも終わってしまいましたね.休みボケ,していませんか??観光旅行やレジャー,アウトドア,ショッピング,色々楽しいことずくめだったかと思います(正直羨ましい).私は特にどこかへ行くこともしなかったです.あ,先日は幕張のイオンに行ってきました.最近できたのかな?非常に広くて楽しいですね.
 ゴールデンウィークを楽しんだ分,生徒の皆さんは学業にまた精を出し,社会人の方は仕事に勤しみましょう.

[さてさて]
 とにもかくにも筆が向くままに書きすすめようという次第ですが,私は読書が好きです.数年前までは音楽鑑賞(主にロックミュージックを愛する)が主な趣味で読書はそうでもなかったのですが,去年辺りから読書熱が沸々と湧きあがって来ました.数学も趣味なのですが,それはまた別の機会にということで.本は良いですね.何が良いのかと訊かれると色々と理由はあるのですが,大きく分けて私は二つ理由を挙げます.
 1つは,本というのは過去の偉人,知の巨人たちが何十年と悩み続けて苦悩の末に辿り着いた結論が書いてあります.天才が何十年とかかった代物です.それを我々はたった数時間,まぁものによっては数カ月かかるような読み物もありますが,腰を据えて読むだけで彼らの足跡を辿ることが出来るのです.こんなお得なものって,私は本しか知りません.
 もう1つの理由は,本が孤独な楽しみであるということ(私が孤独な人間だということではないので,あしからず).例えばゲームとかって2人プレイとか4人プレイとか出来ますよね.最近の某サッカーゲームなら22人同時プレイなども出来るそうです.つまり同時に同じ楽しみを複数人で共有出来ると言う事ですね.それに対して本は確実に『1人プレイ』しか出来ません.隣に友達が座っていようが恋人が座っていようがその楽しみを自分以外の人間と同時に共有することは出来ないんですね.それを良しとするかどうかは人によりけりですが,私は好きです.自分だけが入っていける世界,素敵じゃありませんか?

[じゃあ何読むの?]
 昔はミステリーとかサスペンスが好きでしたが,今は結構色々と読みます.しばらく小説は避けていたのですが,また最近は小説をよく読むなぁという印象.どちらかといえば海外の作家さんの小説が好きです.私見ですが,海外作家の方が1冊の執筆期間が長いのでその分内容も重いものが読めるのでは?という考えがあってのこと.

[1冊なんか紹介してよ]
 じゃあ折角小説の話をしたので1冊だけ紹介をば.

『ウォッチメイカー』 – ジェフリー・ディーヴァー

[まずシリーズの紹介]
 今世界で一番人気があるミステリーシリーズと言えばジェフリー・ディーヴァーの「リンカーン・ライム」シリーズではないでしょうか.ご存じない方のために少し説明しておきます.主人公のリンカーン・ライムは元FBIの捜査官なんですが,捜査中の事故により首から下が麻痺して動かなくなってしまった(片方の手の薬指が少し動かせる程度)ため引退を余儀なくされました.最初の頃は自暴自棄になって糞みたいな生活を送っていたのですが,とある事件を解決して欲しいというFBIからの強い要望により,後にライムと公私ともにパートナーになるアメリア・サックスと協力し捜査に乗り出す.という設定です.この辺りのお話は1作目の『ボーン・コレクター』に詳しく書いてあります.ライムの捜査スタイルは良くある推理小説に出てくる「探偵」という感じじゃなく,科学捜査です.イメージが湧かない人,海外ドラマの『CSI:科学捜査班』って見たことありますが?大雑把に言えばあんな感じです.犯行現場に残った微細証拠物件(ロカールの法則から人と人が接触すると,両者の間で何らかの物々交換が起こる)を助手のサックスが持ち帰ってライムがラボで分析し,推理するという事をします.そして犯人の次の犯行現場を予測して先回りしたりうんぬんかんぬんします.
 このライムシリーズの魅力ですが,私はライムが肢体麻痺ゆえに頭脳のみで勝負するところだと思います.かの有名なシャーロック・ホームズなどは結構肉体派なんですが,ライムは完全に頭脳のみで犯人と勝負していくのです.そのような主人公を描きたいから肢体麻痺という設定にしたんだと思います.
 そしてもう1つは,ライムシリーズに限らずディヴァーの小説すべてに言えることですが,この人「どんでん返し」が物凄く上手いんです.特に後半になるとどんでん返しに次ぐどんでん返しで息を止めて読む事になります.この後半の息つく暇も与えず怒涛のごとくどんでん返しで畳み掛けてくるスタイルからディーヴァーの小説は「ジェットコースターサスペンス」と呼ばれます.

[本作について]
 でこの『ウォッチメイカー』はそのライムシリーズの7作目です.個人的には2作目の『コフィン・ダンサー』が思い出深くて好きなのですが,純粋に面白さだけで言うとやはり『ウォッチメイカー』かなぁと.ライムシリーズでは毎回犯人が超強敵なんですが本作の犯人であるウォッチメイカーは恐らく過去最強の犯人です.殺人現場にアンティークの懐中時計を残していくウォッチメイカー,調査を進めると同じ時計が10個購入されていたことが分かります.つまり殺人は全部で10件行われる.次は誰を,どこで殺めるのか.それをライム一行が追うというストーリーです.どんでん返しの秀逸さも過去最高レベル.ぜひぜひ読んでみてください.あ,1作目から読まなくても話はわかるようになっているのでご安心をば.
 そしてもう一点.本作では今後のシリーズでも重要人物の1人になるキャサリン・ダンスという女性捜査官が登場します.ライムは科学捜査を得意とするのに対し,ダンスはキネシクスの達人.キネシクスとは動作学のことで,ダンスはこれを巧みに使って証人の嘘を見抜き,有益な情報を引き出すプロなのです.心理学などが専攻の人から見ると突っ込みどころも多いのかもしれませんが,今までの科学捜査のみで事件を解決していく流れに新しい要素が加わり,単純に見ていて面白いです.
 さらに本作でダンスの人気が出たので,ダンスを主人公に据えたスプリットシリーズも刊行されています.『スリーピング・ドール』,『ロードサイド・クロス』,『シャドウ・ストーカー』の3作なんですが私は1作目の『スリーピング・ドール』しか読んでいないのであまり詳しいことは書けません.

さてさて,今日はこんなところにして.また次回お会いしましょう.初投稿だから長くなりましたが,3回目くらいから急に短くなっても文句言わないでくださいねw

[誤字・脱字や質問等ございましたらコメントにご記入ください.]

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