言語

思い出話①

どうも、学習空間八千代台教室・習志野藤崎教室の高橋です。

さて、今回のブログは思い出話です。私がどのようにして大学進学に至ったか。そして、その後どのような大学生活を送ったか。一度にすべて書くと大量になりそうなので、きっかけ編・受験編・大学編・大学院編の4部に分けてお届けします。

第1部 きっかけ編

時は高校一年生の秋頃、私は塾に通ってました。塾に入ったのは私の意思ではなく、母の意思。でもまぁ、塾ぐらい行ってもいいかなぁぐらいに思ってました。「この子は英語が得意だから、この力を落とさせないようにしたい」、「この辺は地元じゃないし、周りから浮く子なので話し相手になって欲しい」この二点が塾長に対する母の要望でした。そして、塾生になったわけですが、正直最初の1年は毎回塾長とおしゃべりでした(本来、塾長に英語の個別指導をしてもらうカリキュラムでした)。基本的に塾長から話を振ってきます。何の話かと言えば、本当は残酷なグリム童話だの、ドイツ語は単語をいくつも結合させて一続きの長い単語をつくるだの、夏休みに読む本に困ったらミヒャエル・エンデの『モモ』がおススメだの。浜崎あゆみと宇多田ひかるで同時にCD出したらどっちが売れるだの、GLAYの新曲が塾長の気に入りだの。英語の授業なんてしてなかったな。

ある日、塾に行く電車の中で、大手予備校の吊り広告に目がとまりました。その広告には有名大学の名前とそこに合格した生徒数が並べられ、背景に絶妙なアングルで取られた大学校舎の写真。東大、早稲田、慶應など。へぇー、さすがに一流大学は校舎も立派なんだなー、こんな立派な校舎で勉強したいものだ。兄が文学部だったこともあり、大学とはきっと文学部が一番オーソドックスなのだろうと絶妙な勘違いをしていた私は、文学部が充実している大学にいきたいと考え始めます。私の大学選びのスタートです。程なくして一定の傾向が。なるほどミッション系の大学は文学部が売りなのか。しかも、ミッション系の大学はなぜか校舎がおしゃれだなぁ。加えて、先ほど述べたように塾での雑談を通して、私はグリム童話やドイツ語に興味を持ち始めていました。ミッション系でドイツ文学・ドイツ語学が専攻できるところ、と。こうした基準で志望大学を決めました。

こうして勘違いと偶然によってスタートした大学受験ですが、まずはモチベーションを上げるために大学のパンフレットを取り寄せます。さすがミッション系、パンフレットも文学部が最初に紹介されている。これが中央や明治だったら法学部が最初に来るというのは塾講師になってから知りました。文学部、ドイツ文学と。ページを開き授業紹介を見ます。グリム童話、ドイツ演劇、ドイツ語学、メディア論、身体文化論(メディア論や身体文化論はナチスとの関連で扱われることが多いのです)などいろんな授業があることを知り、掻き立てられる知的好奇心。また、校舎に惹かれたということもあってキャンパスの地図ページも興味深く眺めてました。ツタが絡まる本館を目の前に、右手にチャペル、左手に図書館。そこまではいいです。チャペルと図書館を横目に、本館を通り抜けて直進すると食堂が。って、なんでそんなラスボスポジションに食堂が!!むしろここにチャペルがあるべきだろ!!!!実際に校舎に足を運び散歩もしてみました。ついでに周辺散策も。「こぎれいなキャンパスとは対照的に、アンダーグラウンドな立地だな」と不思議に思ったものです。勘違いと偶然によって始まった大学受験ですが、それでも確かに志望大学に「熱中」していたのを今でも覚えています(この「熱中」というのが、合格を目指すうえでかなり大切なことは意外と知られていません)。こうして目標は定まり、自然と塾での取り組み方も変わっていきました。

あっという間に結構な量になってしまいました。今日はひとまず、この辺で。
次回は受験編です。ではまたー。

千葉の塾なら個別指導の学習空間

以心伝心?

こんにちは。学習空間八千代台・習志野藤崎教室の高橋です。

いきなりですが
なぜ日本人は英語が出来ないのか。

皆さんどう思いますか。
よくある答えとしては、「文法ばかりやってるから」とか「そもそも英語を話す機会が無いからだ」とか。でも、個人的に大きな理由としては「自分の英語が通じなかった時、周りからシラけた目で見られるのが嫌だから」だと思います。何を隠そう、私自身がこういう経験を何度もしています。

「英語が話せる」もっというと「外国語が話せる」と聞くと、多くの日本人は、「おお!!すごい!!ちょっと試しに話してみてよ!!」となるのですが、きっとこれは異文化慣れしていない島国の国民性ゆえだと思います。冷静に考えれば、相手は外国人なのですから、ちょっと相手の国の言葉で話したぐらいで「通じる」保証はないのですが。とにかくそのように多大な期待を周囲にさせておいて、いざ本番。あれ、通じない??周りのがっかり度合いは計り知れませんねww

でも、それって本当にその人の英語力がなかったからなのでしょうか。そんなことはありません。自分の言いたいことが相手に伝わるかどうか、語学力はその目安の一つでしかないのです。そのほかにも複雑な要因を考慮に入れなければ、自分の言いたいことが相手に伝わるかどうかはわからないのです。例えば会話の際に、相手がこちらにどんな情報を期待しているのか、お互いの緊張具合はどうか、身振りや顔がよく見えるか、相手がアジア系かヨーロッパ系か、そもそも相手の語学力と自分の語学力がつり合っているか、などなど。コミュニケーションって言語とそれ以外の要素が両方上手く合わさって成り立つんですね。

少し話はそれますが、大学には文学部というところがあります。では大学で文学を研究するとどんなメリットがあるのか。いろんな意見がありますが、とりあえず外国文学を学ぶ場合、その国の言語の習得も同時にできます。英文学なら英語、ドイツ文学ならドイツ語。でも、ただ外国語ができるようになるだけではありません。文学部の学生は、文学作品を通して作者とコミュニケーションをすることを主たる目的としています。今の世の中です、自動翻訳で英語の本でも日本語訳に直せたとします。じゃあ、日本語で読んでみましょうとなる。ところが、仮に文法的に正しい日本語に翻訳できても、なんじゃこりゃ、何言っているのかさっぱりわからんぞ、というのは大いにあるのです。翻訳するべきは言語だけでは足りないということです。その作品が書かれたときの時代背景、ストレートに表現するタイプの作者なのか、回りくどい言い方が好きな作者なのか、作者の国での文化的コンテクストを読者の国での文化的コンテクストに置き換えられるか。それらを総合的に「翻訳」しないと作者と読者のコミュニケーションは成り立たない。さっきの話と似てませんか。そしてこの訓練は将来的には今話題の「異文化コミュニケーション」にもつながるのです。

さて、話を戻します。英語を話す時に大切なのは、一発で通じさせようとしないことです。相手は外国人、目の色や肌の色はもちろん、考え方、ものの伝え方ぜんぶが我々と違います。それを一言二言、大してりゅうちょうでもない外国語で話しても、一発合格は無理です。私はいつも相手の言ったことをオウム返しをしてます。例えば、

相手: ”Excuse me, I’m looking for a hospital. Could you tell me the way?”
私 : ”Oh, you are looking for a hospital. Ok. I’ll check it for you.”

日本人からすれば、相手の言ったことを繰り返すのは、なんか圧迫感があって変な感じがするかもしれません。でも、外国人相手(とくにヨーロッパ人)は、これくらい会話のテーマについてしつこく確認した方が、相手も安心するそうです。また、相手の言ったことがよくわからなかったら、素直に、

“Sorry, do you mean …?”

と言ったりすることも大切です。そういうやり取りを乗り越えて、お互いの壁が壊れていく頃には相手との会話が自然とすらすら出来るようになるものです。目の前にいるのは自分とは全てが違う人。いきなり分かり合おうとしてもそれは無理。少しずつ差異を埋めていこうと言うスタンスが大切です。こういう風に考えれば、英語をしゃべる際に「通じなかったらどうしよう。。。」と不安になることも無いでしょう。通じないのが当たり前、そこでどういう作戦に出るか、その作戦をお互いに楽しむ。これこそが真のコミュニケーションなのです。

長くなりましたが、今日はこれまで!!!
ではまたー!!

千葉の塾なら個別指導の学習空間

未来の辞書

こんにちは。学習空間八千代台教室・習志野藤崎教室の高橋です。

いきなりですが、私は語学好きです。具体的には、ドイツ語、英語、そして最近はイタリア語もやろうと思っています。ところで、「辞書」そして「文法書」、これらは語学を学ぶ人にとって欠かせないアイテムです。皆さんも英語の長文を読むときには、まるで「お守り」のように手元に辞書や文法書を置いているのではないでしょうか。「わからない単語、文の構造が出てきても、もう安心。俺の手元にはメシア(救世主)がいるのだ」と感じているかもしれません。今回はこの辞書について私が思っている事を書き連ねていこうと思います。なお、ここでは「語学学習」に使う辞書に限定して話を進めていきます。従いまして、もっぱら英和辞書の話になります。

そもそも辞書はどのようにして編纂されるのかお話ししたい所ですが、その前に、まず「ことば」の特性についてお話していきます。ソシュールによれば、「ことば」とその「意味」はただ社会の中で「約束事」として共有されているだけとのことです。たとえば、かつては whom という単語で「whoの目的格」を表していたのに、いつの間にか who だけで主格・目的格を表すようになりました。大昔、二人称の単数形は thou という専用の単語がありましたが、二人称複数の you が兼任することになりました。もともと dog という単語は「オス犬」の意味です、「メス犬」は bitch と言いました。でも今はオスもメスも dog です。 bitch の方は、「女性に対する蔑称」としてのスラングになりました。このように「言語表現(シニフィアン)」と「意味(シニフィエ)」の関係は恣意的で「社会内でそうしようと認定されているにすぎない。だから、もっと楽な選択肢があればそっちに変えよう」となります。上の例では、複数あった言語表現が一つに統合されていく様子が分かりますね。言語はエコが好ましいのです。

さて、そうなると人間の気分次第で新しい表現が生まれる事になります。そして、それが個人間ではなく、広く一般的に使用されるようになると言語学者の先生方が動き出します。この人たちは、最新のコーパス(人間のあらゆる言語活動を記録した膨大なデータベース:インターネットの検索エンジンなど)を手がかりに、新しい単語および単語の使われ方に目を光らせています。その時に特定の流行語や方言が広い範囲で使われている事を発見すれば、その言語表現は長い時を経て審議にかけられ、そのうちいくつかは最終的に辞書に収録されるのです。一方、紙面には限りがありますから、新しいものを収録したら、何かを削らなければなりません。その際は、「古くなって誰も使わないもの」、逆に「十分に人々の間に普及し、わざわざ辞書に載せなくてもわかるだろう」となった言語表現が削られていきます。辞書の編纂作業はこのようにして行われます。

辞書は、まるで「憲法」の様なものです。社会の移り変わりに合致させるように憲法も変わってしかるべきで、その際、もともと記載されていた事項を優先するあまりに、最新の現状を反映できないとしたら本末転倒です。同じようなもので、辞書の内容も社会に合わせて日々バージョンアップを繰り返しています。しかし、辞書には憲法の様な「拘束力」はありませんので、自分の言葉の使い方が辞書の記述と合致していなかったとしても、それが間違っているとは限らないのです。むしろ、目的格のwhoの例でもあったように、もともと間違っている表現でも多くの人が使うようになれば辞書にも載るのです。ここでもうひとつ例を。where の用法に「接続詞のwhere」と言うのがあります。この用法は高校でもあまり扱わないのであまり知られていませんが、辞書には確かに「whereには接続詞としての用法がある」と記載されています。いつからかは分かりませんが。しかし、高校で習わないことを考えると、かなり揺れている表現だと推測できます。ちょっと見てみましょう。接続詞のwhereとは次のようなものです。

We have to rent a car where we are visiting next week.
(来週行く予定の場所では、レンタカーを借りなければなりません。)

一見すると関係副詞のようにも見えますが、違います。先行詞が無いからです。また、

Where we are visiting next week, we have to rent a car.

のように主節と従属節を入れ替えることもできます。この振る舞いは接続詞のwhenにそっくりですね。英語ネイティブでもないのに大変恐縮ですが、これももともとは誰かの間違いから始まった表現ではないかと私は思います。多分誰か(ミュージシャンか新聞記者か大学教授かは分かりませんが、それなりに影響力のある人)が先行詞を省いた、もしくは言い忘れたのだろうと。一方で、英語には先行詞を必要としない不定関係代名詞がちゃんとあります、さらにwhenも接続詞ならwhereもいけるだろうという一連の類推も手伝って多くの人にすんなり受け入れられたのだろうと。その結果、辞書に乗るまでの地位を獲得したのではないでしょうか。

長くなりましたが言いたいことは次の通り。辞書の記述は社会の変化に合わせていくらでも変わってくる。だから単語の意味を調べるときも辞書を絶対視し過ぎるべきではないし、そもそもそういう使い方で辞書に接するべきではないよ、ということです。むしろ、言葉の変化の軌跡をそこに読み取り、この先どのように言葉が変わっていくか、それを予測するために辞書を使えたらいいでしょうね。

ではまたー!!
千葉の塾なら個別指導の学習空間

昨日のニュースから

個別指導の学習空間,八千代大和田・佐倉臼井教室の小西です.

昨日見たニュースから↓
AI研究者が問う ロボットは文章を読めない では子どもたちは「読めて」いるのか?

大変おもしろい記事です.これを見ると,中学生の約半数がAIと同じような手法で文を読んでいる事が分かります.文が「読める」とはどのような状態かを理解することは長らく人間は出来ませんでしたが,この研究によって,文章を理解するということはどのような状態かが解明されるかもしれません.そうすれば国語教育,ひいては教育全般に革命が起こることでしょう.

千葉の塾なら個別指導の学習空間

コミュニケーション

どうも、学習空間八千代台教室・習志野藤崎教室の高橋です。

先日、友達の結婚式に行ってきました。
その友達はドイツ人でしたので、当然他にもドイツ人の方がいらっしゃってました。

最近、特に代わり映えがない日々が続いてた私は気分転換に
「よっしゃ!!これこそ私のアイデンティティ!!ドイツ語会話を楽しむぞー!!」
と気合を入れて披露宴の会場に足を踏み入れたのですが・・・・・

う。うまい。。。うますぎる!!!!!ドイツ人の日本語!!!
文法もイントネーションも完璧な日本語!!おまけに尊敬語・謙譲語・丁寧語まで使いこなしている!!
そりゃ、日本で何年も仕事してたら日本語ペラペラになるんでしょうけど。様々な意味で衝撃的でした!!

え、結局私はドイツ語で話したのかって??
いや、「こんだけ日本語できるんだったら、もう日本語でいいや」って思い日本語で話してました。ww

千葉の塾なら個別指導の学習空間

夏休みの途中経過

こんにちは。学習空間八千代台教室・習志野藤崎教室の高橋です。
みなさん、夏休みはいかがお過ごしでしょうか、私は夏休み中の目標として掲げたオランダ語も順調に勉強が進んでいます。

前のブログで、「オランダ語とドイツ語と英語」は同じ家族関係にあると言いましたが、その際に「英語の文法」だけが昔と今で大きく変化したと話しました。今回はどうしてこのような変化が英語だけに起こったのか見てみようと思います。

まず前提として、ドイツ語とオランダ語の文法の特徴を非常にざっくり見てみます。

① ありとあらゆる名詞に「性別」が割り振られている。私たち日本人には想像もできないことですが、「生物以外」にも男と女があります。例えば「机」は男、「電機」は女、「ジュース」は男、「牛乳」は女という感じです(ちなみにドイツ語にはオカマもあります)。意味不明かもしれませんが、同様の現象はヨーロッパで使用されている言語ではごく自然なことです。

② 語順が比較的自由。オランダ語もドイツ語も語順のルールとしては、動詞が二番目にあればその他は比較的自由です。ドイツ語とオランダ語だけでなく、デンマーク語も同じルールです(デンマーク語も広い意味では、英語やドイツ語、オランダ語と親戚関係にあります。)

主な特徴はこれくらいですが、実はこの特徴は大昔の英語(西暦約500年~約1000年)にもありました。
今私たちが学んでいる現代英語に比べるとはるかに難しい言語だったのです。

しかし、その後まもなくイギリス国内で大事件が起こります。なんとイギリスがお隣フランスに征服されてしまうのです。フランスに征服されると、イギリスではフランス語が公用語になります。政治や教育の場でフランス語が使われるようになり、「高尚なフランス語」に対し、英語は「一般庶民が話す卑しい言葉」という扱いになります。一般的に公の場で使われる言語は言語教育を施し、みんなが共通に使える言葉として磨きをかけなければなりません。つまり文法規則がカッチリして、保守的になります。それとは逆に、英語は庶民が使う言葉でいわば「どうでもいいヤツ」扱いでしたので、言語教育も行われませんでした。「勝手に好きにしゃべってて」状態です。そんな中で、名詞の性や複雑な文法規則は失われ、どんどん平易なものに変化していったのです。

こうして、他言語による征服の結果、文法が簡素になったことが、現代英語の世界進出の一因になったと思うと不思議な感覚にとらわれます。もし、日本の公用語が英語になっていたら、現代日本語はもっと簡単なものになっていて、日本語学習者も増えていたのではないかと考えたりします。

以上、英語の歴史について書いてみました。言語史っておもしろいですよ!!ではまたー。

千葉の塾なら個別指導の学習空間

夏の目標

どうも、個別指導学習空間、八千代台・習志野藤崎教室の高橋です。

最近ますます暑くなってきてますね。
うーむ、私は暑いのが苦手です。エアコンがないと生きていけません。。。
皆さんはこの夏の目標はもう決めましたか。

私の目標は三つあります。

1.オランダ語を習得する!!
2.習得したオランダ語とドイツ語の知識を使って、古英語を勉強する!!
3.古英語の知識をつかって現代英語の謎に挑む!!

とまぁ勢いで書いてみましたが、たぶん1.だけで終わりそうです・・・・

現代英語、つまり、皆さんが今勉強している英語ってやっぱり謎が多いですよね。例えば、

be動詞ってなんでam is areの三つの形があるの?とか、
「私もそう思うます」っていうときの”So do I.”ってなんでこんな変な語順してるの?とか
高校で習う仮定法で、どうしてIf I were a bird,…ってbe動詞の過去形でしかもwere使うの?とか

他にもいろいろ謎は絶えませんが、現代の言語現象をひも解く一般的なアプローチとして、「その言語の歴史を勉強する」という方法があります。
つまり、いまから1000年くらい前の英語の文法を見てみると、上にあげたような疑問の答えが見つかる可能性があるのです。
そして、その際に非常に強力な武器になるのが、私の場合、「ドイツ語とオランダ語」です。なぜなら、ドイツ語とオランダ語と英語は、もともと同じ言語だったから。もともと方言のような関係にあったこの三つの言語の中で、英語の文法が急速に簡略化していったのに対し、ドイツ語やオランダ語は比較的昔の文法を維持しています。実際に、上の疑問の二番目についてですが、So do I. のような語順は、現代ドイツ語、現代オランダ語においては特別でもなんでもない語順です。「動詞を二番目においてくださいね、あとの単語は基本的には好きな場所におけますよ」というのがドイツ語とオランダ語です(これをVerbⅡ現象といいます)。このような語順は古英語の時代にはいたって普通のものだったが、文法が簡略化されていく中で、特別な場合にのみ使われる形になったということです。

上にあげた例はあくまで「私の場合」です。他にも、例えばフランス語やデンマーク語も役に立ちます。英語は発音とつづりが一致しないと言いますが、もともとあった英語の発音に加え、フランス語系の発音が入ってきたため、複雑に見えるだけです(イギリス史の中で一時期イギリスの国語がフランス語になりかけた時期があったから)。また、代名詞のtheyはもともとデンマーク語です。

さてとても堅い話になりましたが、皆さんが日ごろ頭を悩ませている英語の疑問は、現代英語以外の知識を応用して解決できるものが多いということです。ですから、例えば大学に入って英語以外の外国語を勉強するときには、「就職」や「使える国、地域の広さ」だけでなく、そのような観点で選んでみてはいかがでしょうか。

千葉 :千葉の塾なら個別指導の学習空間

単語を覚え始めました

こんにちは、学習空間八千代台・習志野藤崎教室の高橋です。

もうご存知の方もいるかもしれませんが、私は語学が好きです。
毎日、ドイツ語、英語、(もちろん日本語もw)を使っています。
そんな私ですが、最近生徒に単語暗記をさせるとき「この生徒は英語が苦手なんだよな~どんな気落ちで単語覚えてるのかな。本当に辛そうだよなぁ」ってよく思います(だからと言って指導を「甘く」することはないのですが、、、生徒諸君ゴメンネ)。

なので、ここで初心に帰って、私自身も単語暗記を始めてみました。もちろん、大学入試レベルの指導ができる程度の単語力はありますが、それ以上の単語を増やす機会はなかなかなかったので、久しぶりに単語力増やしてみるか、と。そしたら、いい覚え方を発見したのでちょっと紹介します。
レベル的には「普通」つまり、英語は得意でも苦手でもありませんって人向けです。

用意するもの
1.例文付きの英単語長
2.キャンパスノート(ルーズリーフはお勧めしません。ばらばらになるし、リングの部分が邪魔になって、ノートのスペースがフルに使えないので。)

手順1。ノートのページの外側に、全体の四分の一ぐらいのスペースができるように折り目を入れる。
手順2。単語帳を適当な範囲で区切り、その範囲内に出てくるわからない単語にすべてチェックを入れる。(この段階では単語の暗記は不要です)
手順3。チェックを入れた単語の例文をよく読み、内容がイメージでき、日本語に直せるかチェックする。(この段階でも単語の暗記は不要です)
手順4。文が日本語に直せることが分かったら、今度はすかさず、その和訳の文だけ見て英語の例文が再現できるか試してみる。
手順5。問題がなければ、そのまま再現した英文を4分の3のスペースに書きとる。(この段階でも単語の暗記は不要です)
手順6。最後に4分の1のスペースに問題だった単語を書く。(この段階で単語を暗記しましょう)

以上です。

このやり方には、簡単な英作文ができる程度の文法力と、一度見た英語の例文を「ほんの一瞬」脳内に留めておけるだけの短期記憶力が必要です。
正直慣れるまでハードルは高いかも。ただし、できるようになったらこっちのもんです。作文力と単語力が同時に磨けるし、単語の意味を細かく一つ一つ覚えていくわけじゃなく、その単語の「中心的なイメージ」わかるから効率的です。そして何よりも、単語暗記までの道のりがしっかりしているだけに、定着力が段違いです。ぜひお試しあれ!!
千葉の塾なら個別指導の学習空間

なるほど!!なyesterday!!

こんにちは
学習空間 八千代台教室・習志野藤崎教室の高橋です。

最近だいぶ暖かくなってきましたね。
スーツを着てもちょっと汗ばむ、、、。できればポロシャツで指導したい!!

さて、今日はそんな洋服にまつわるトリビアをお伝えしたいと思います。

私は昔バトミントンをやっていたのですが、まだ始めたばかりの時に、初ユニフォームを買いにお店にいきました。そして、「これにしよう」とユニフォームを手にしていたら、店員さんが「それ、女子用だよ」と一言。バトのユニフォームなんて男も女も同じだろと思っていた私は一体男子用と女子用で何が違うのか聞いてみました。なるほど、ボタンのつけ方が逆だったのです。

男女の衣類でボタンのつけ方が逆というのは、今では当たり前の事実ですが、どうしてそうなのかやっぱり気になるものです。そして、昨日たまたま英語の長文を読んでいたら、その答えを発見しました(笑)

もともとボタン付きの服というのは、上流階級の男性のものだったそうです。もちろん男性は自分で服を着ますから、ボタンをとめるときに右手でボタンをつまみ、とめやすいように作られているのです(左利きの方、ゴメンナサイ)。そして、上流階級の男性の奥さんもボタン付きの服を着ていました。

その女性用の服はなぜボタンが左側についてたかというと、当時の女性は左利きが多かったからだ!!なんて訳はありません。実は当時の女性は自分で服を着ていたのではなく、お手伝いさんに着させてもらっていたのです。そのときお手伝いさんから見て右側にボタンがあったほうが便利だったのです。そういう理由で男女のボタンの位置は逆になっているそうです。

この話の内容はとても面白かったです。まさか、『Z会の速読英単語』にこんな英文が載ってるとは。今後も面白い文章があったら紹介しますね!!

ではでは~

千葉 :千葉の塾なら個別指導の学習空間

語学リハビリ

こんにちは、学習空間八千代台教室、習志野藤崎教室の高橋です。

久しぶりのブログ更新ですが、変わったことはといえば、そうですね。「チェロとドイツ語のメンテナンスに今まで以上に力を入れるぞ~っ!!」と日々精進してます。ww
楽器も外国語も(スポーツも)そうですが、やらなくなると一瞬でこれまでの積み重ねが砂の城ようになってサラサラ~っと消滅していきます。特に大学で高いお金を払って手に入れたドイツ語の力、これは絶対に失ってはいけないと思い、日々簡単ではありますがリハビリを行ってます。どんなリハビリか、ちょっと書いておきますね。英語の場合にも同様のリハビリが効果的です。特に入試が終わって受験のストレスから開放された中3の方、実は今から高校入学までにちゃんと毎日勉強を続けていたか、それとも完全に遊びモードになってしまうかで、入学後の偏差値が5~10変わります。特に語学はその傾向が顕著ですから、ぜひ実践してください。

簡単にできる語学力メンテナンス
1.視界に映るものを英語で言ってみる
語学力の基本は単語力です。みなさんはあの膨大な単語数を限られたわずか数ヶ月の間に覚えたのです。ただでさえ脳に負担がかかった状態でしたから、ちょっと気を抜けば簡単に抜けていくのは当然です。とはいえ、単語帳を一生眺め続けて生きていくのはなかなか大変です。なので、単語帳など使わず、身の回りにあるもので、チェックしていけばいいのです。たまたま、部屋の壁を見たら、そこに時計があった。じゃあ、時計は英語でclockだな。といった感じです。簡単な単語から、「え、これ英語でなんていうの」って言う単語まで色いろあると思いますが、わからなければその時調べて新たに覚えればいいのです。皆さんならできるはずです。

2.自分の考えてることを英語に直してみる
ちょっとハードルが高そうにも思えますが、大丈夫です。あくまでリハビリとしてのトレーニングですから、自分が中学で習った範囲の文法で英語に直しましょう。例えば

今日は友だちと喧嘩して、ちょっと気分が落ち込んでる。あした、仲直りしてみようかな。

と考えたとします。これがパッと英語にできるようなら、もう大学に合格できます。みなさんは、中学で習った範囲で大体でいいので英語にしてみましょう。例えば、

Today,something wrong happened between my friend and me. That made me sad. I will try to talk him again tomorrow and be friend with him again.

こんな感じでいいのです。元の文と大分変わっていますが、大切なのは、正確に英訳することではなく、頭をフル回転させて英作文をすることですから。
そして、数分後、あるいは数時間後、もしくは数日後、あそこの表現はこうしたほうがもっといいかもと思えればなお良しです、

3. 英文を、意味はおいといて、とりあえず音読する。
音読は外国語学習において非常に有効です。というのも、文法の勉強を通して身につけた単語の並べ方、コンマの使い方、文と文の関係などを一度にしかも正確に確認することができるからです。なるべく長い長文とそれの音読CDを用意しましょう。意味は完璧にわからなくてもいいです。ただし、どんな話の内容かなんとなくイメージはできるようにはしてください。発音、イントネーション、「間」に注意して、それ通りに真似てみるトレーニングをしましょう。ただ聞くだけでなく、自分の口を動かして実際に声を出すのが大切です。

私の場合これらのことを毎日ドイツ語と英語で実践してます。なので、なんとか語学力が維持できてます。
みなさんも、今が大切な時期です。是非毎日この3つのトレーニングをしてください。

ではまた~

千葉の塾なら個別指導の学習空間